『コギトの独り言』 その８７６

＜今日の一句>　花冷えに　桜震える　並木道

並木道の桜は満開近し。　しかし、それにしても今朝は寒かった。　ありえなかった寒さ。

東直己『墜落』　読了。　人間は、とんでもない出来事を引き起こす力を持ってる。

Ｂｙ　コギト　

『コギトの独り言』 その８７５

＜今日の一句＞　並木道　雨にしっとり　薄ピンク

咲いたばかりの染井吉野は、雨にしっとり濡れそぼり、でも、ちょっと寒そうだ。

柄刀一『モノクロームの１３手』　読了。　人はみな、一度きりの儚い命しか持たない。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８７４

＜今日の一句>　ぶるぶると　ソメイヨシノや　勇み足

桜咲いたのに、寒い。　彼岸に入ったら温かくなると思ったのに、寒い。　ふ～寒い。

永瀬隼介『完黙』　読了。　錆臭い潮風がふいた。　長い髪がほおを撫でる。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８７３

＜今日の一句＞　咲き始め　の桜ふわふわ　薄ピンク

蕾の濃いピンクに混ざって、咲き始めは桜の花は、ピンクが艶やかに見える。

神永学『ファントム・ペイン　天命探偵　真田省吾３』　読了。　敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８７２

＜今日の一句＞　並木道　みっつよっつと　桜咲く

今年も桜が咲き始めた。　そして今年は、とてもよい桜も咲いた。　桜咲く。　美しい♪♪♪

吉田修一『悪人』　読了。　あの人は悪人やったんですよね？　ねぇ？

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８７１

＜今日の一句＞　春の陽を　浴びてニコニコ　日向ぼっこ

今日は空気が冷たく冬に逆戻り、でも、太陽は温かだった。　公園ベンチで日向ぼっこ。

桐野夏生『東京島』　読了。　誰が何と言っても、あたしのママは凄い人。

Ｂｙ　コギト　

『コギトの独り言』 その８７０

＜今日の一句＞　ハクモクレン　暗闇照らし　道しるべ

ハクモクレンが満開。　夜道には、まるで街灯のよう？　かな？　ぽっぽっと、白光り。

藤田宜永『たまゆらの愛』　読了。　溶けて、たまゆらの生贅となった。　来世で遭おうよ。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８６９

＜今日の一句＞　アカシアの　黄色ふさふさ　花光り

房アカシアが満開。　黄色い花々は、遠くからでも、灯っているように、光輝いて見える。

真保裕一『最愛』　読了。　一瞬の感情が人を永遠に縛ることがある。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８６８

＜今日の一句＞　ピーチクパー　冷たい雨に　雨宿り

今日は、霙交じりの雨が、とても冷たく、小鳥たちも軒下などに、身を潜めていた。

雫井脩介『犯罪小説家』　読了。　書くことがある限り、彼に絶望はありません。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８６７

＜今日の一句＞　天守閣　見渡す先に　春の音

先々週は一気に春めき、先週はちょっと冷え、今週はどうかな？　高いところからは、春の音が聴こえるような気がする。　今日は、冷たい雨模様。　

小路幸也『ｂｒｏｔｈｅｒ　ｓｕｎ　早坂家のこと』　読了。　人が思うことの何もかもを、きれいに説明することなどできない。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８６６

＜今日の一句＞　盆梅の　古木に宿る　御霊かな

樹齢３００~４００年の梅の樹には、やっぱりそれなりの魂が根付いている。　と、感じる。

高任和夫『敗者復活戦』　読了。　どんな生き方が正しいかなんて、だれにもわからない。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８６５

＜今日の一句＞　白香る　紅も香るや　梅の花

先週、今週と梅三昧。　う～ん、良い匂い。　蜜蜂ぶんぶん、花、可愛いらしいねぇ～。

島田雅彦『カオスの娘　シャーマン探偵ナルコ』　読了。　運命はほんのささやかな判断の誤りでトンでもない方向に転がり出す。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その８６４

＜今日の一句＞　沈丁花　風に誘われ　香り舞い

春の風に、沈丁花の香りが、ふわふわ～ふわふわ～っと舞っている。　ナイス！スメル。

高嶋哲夫『ジェミニの方舟　東京大洪水』　読了。　窮地になるほど、人間性が顕れる。

Ｂｙ　コギト