コギトの独り言

われおもう  ゆえに  われあり        Je pense  donc  je suis

月曜日, 6月 30, 2008

『コギトの独り言』 その581

<今日の一句> 泣きそうな 水無月晦日 曇り空

朝は、晴れていたから、 涙消え 水無月晦日 空笑う、 だったのに、日中は雲一面だった。

海野碧『水上のパッサカリア』 読了。 ケイトが、ぐわんぐわんと何度も吠えた。

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土曜日, 6月 28, 2008

『コギトの独り言』 その580

<今日の一句> カワハギの 肝和えにほら 頬ゆるみ

随分久しく食べてないけど、時々ふと食べたくなる。 空想しただけで涎が。。。

奥田英朗『サウスバウンド』 読了。 その風を胸いっぱいに吸い込んだ。

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水曜日, 6月 25, 2008

『コギトの独り言』 その579

<今日の一句> 陽と雨で ニコニコ育つ 夏野菜

梅雨の雨、梅雨の合間の太陽。 野菜、すくすく、大地が育む。 うん、旨そうだ。

小川勝己『まどろむ ベイビーキッス』 読了。 だれでもいい、嘘でもいいから、好きだといって。
突撃します。 万歳。万歳。万歳。

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月曜日, 6月 23, 2008

『コギトの独り言』 その578

<今日の一句> 連日の 雨に撃たれて 落花かな

6月の雨に撃たれて、6月の花落ちる。 今朝も結構降ったから、4日連続の雨。 梅雨だねぇ。

黒武洋『パンドラの火花』 読了。 過去にタイムトラベルすれば、過去は変わるのか? 今は?どうなるのか? う~ん。。。

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土曜日, 6月 21, 2008

『コギトの独り言』 その577

<今日の一句> 夏至の雨 蒸してじめじめ 滅入り虫

夏至で太陽がいっぱい! のはずが、雨がいっぱいで、湿気が多く、昼間から暗かった。

誉田哲也『アクセス』 読了。 仮想現実地獄、デジモンみたい? 脱出出来て良かったね。

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水曜日, 6月 18, 2008

『コギトの独り言』 その576

<今日の一句> 枇杷の実に ピーチク群がる 野鳥かな

ガキの頃は、枇杷をよく食べた。 今が最盛期、旨そうな枇杷が、あちこちになっている。

栗本薫『伊集院大介の飽食 第六の大罪』 読了。 味覚障害だけには、なりたくない。

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月曜日, 6月 16, 2008

『コギトの独り言』 その575

<今日の一句> 梔子の 白しっとりと 漂う香

八重咲きの梔子も、大分咲いている。 くんくん、くんくん、良い匂い。 くんくん。

梶尾真治『つばき、時跳び』 つばきは、百椿庵に。 時空を超えた、愛。 愛だねぇ~愛。

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金曜日, 6月 13, 2008

『コギトの独り言』 その574

<今日の一句> 6月の 雨にしっとり 七変化

6月の雨には 6月の花咲く 
でも、昨日の昼頃から、梅雨の中休み。 今日は、湿気いっぱいで暑かった。

佐藤正午『アンダーリポート』 読了。 そのドアを押して私は中へ入った。

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水曜日, 6月 11, 2008

『コギトの独り言』 その573

<今日の一句> 穴あきの キャベツからほら 紋白蝶

キャベツ畑には、やっぱりモンシロチョウがよく似合う。 割ってみれば、青虫にょろり。
アナーキーだねぇ。。。

今野敏『任侠学園』 読了。 痛快・爽快、ヤクザが理事。 阿岐本のオヤジは最高だ。

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月曜日, 6月 09, 2008

『コギトの独り言』 その572

<今日の一句> 飛魚を 食べて空飛ぶ 夢便り

いろいろな夢が、頭の中を飛ぶ、跳ぶ、ジャンプ! 死んでも夢を見るのだろうか?

伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』 読了。 ホラ話。大げさな話。作り話。 フムフム、笑えた。

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土曜日, 6月 07, 2008

『コギトの独り言』 その571

<今日の一句> 見返れば 三日月浮かぶ 西の空

昨夜の三日月、綺麗だった。 帰り道、左肩越しに見返ると、そこにキラリと三日月が。

道尾秀介『向日葵の咲かない夏』 読了。 僕は、死んだら何に生まれ変わるのだろうか?

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木曜日, 6月 05, 2008

『コギトの独り言』 その570

<今日の一句> 梅雨入りて 蛙ケロケロ 歓喜かな

今日は、午後から雨、雨、雨。 蛙さんたちは、嬉しいだろうなぁ~、ケロッ!ケロ。

ヒキタクニオ『負の紋章』 読了。 遠い空の先に吸い込まれて行くようだった。 考えろ考えろ。

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火曜日, 6月 03, 2008

『コギトの独り言』 その569

<今日の一句> 時刻み おやつまだかと 時計草

今が盛りの時計草。 いつも3時を指しているような、気がする。 今日のおやつは、何だろな?

西澤保彦『腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿』 読了。 腕貫さん、想像力豊かで、ユニークに面白かった。

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日曜日, 6月 01, 2008

『コギトの独り言』 その568

<今日の一句> 梔子の 香る準備か 艶緑

水無月初日。 梅雨入り前の、一寸湿気た陽の光に、梔子の葉が、艶やかに。

大倉崇裕『やさしい死神』 読了。 日本人のDNAには、落語の心がしみ込んでいる。

By コギト