『コギトの独り言』 その５６７

＜今日の一句＞　ユキノシタ　五月雨香る　雨宿り

皐月晦日。　ユキノシタの葉っぱは、虫たちの雨宿り。　今朝も、雨香る。
庭の紫陽花も、嬉しそうだ。

梶尾真治『アイスマン。　ゆれる』　読了。　月下氷人、知乃は幸せ者だ。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５６６

＜今日の一句＞　五月雨の　残り香匂う　雨上がり

昨夜来の雨が上がった昼下がり、雨の匂いがまだ漂っていた。　ふわふわっと。

綾辻行人『最後の記憶』　読了。　生きているのは楽しいかい？　ここはどこ？

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５６５

＜今日の一句＞　金雀枝に　またがりかける　魔法かな

エニシダには、不可思議な力がある。　ような、気がする。　う～ん、ミステリ～。

伊坂幸太郎『砂漠』　読了。　なんてことはまるでない、はずだ。　砂漠、あ～オアシス。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５６４

＜今日の一句＞　星型の　紫陽花きらり　花火かな

今年も、裏庭の星型？花火型？紫陽花が、咲き始めた。　逆さ線香花火みたいだ。

盛田隆二『幸福日和』　読了。　まあ、生きていれば、それだけでいいやと思う。　それにしても、泣けた。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５６３

＜今日の一句＞　満開の　カルミア可愛い　初夏の風

カルミアが満開。　初夏の風に、気持ちよさげに、揺れていた。　ほんわか。。。

鳥飼否宇『官能的　四つの狂気』　読了。　考察・研究・洞察・補足。　かぁ～・かぁ～・かぁ～・かぁ～。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５６２

＜今日の一句＞　初夏の陽や　ツバメ帰りて　巣繕い

ツバメはみ～んな帰ってきた。　あの巣もこの巣も、繕い直して、卵温め中。

瀬名秀明『デカルトの密室』　読了。　自律したヒト型ロボットと共生する日が、来るのだろうか？

Ｂｙ　コギト　

『コギトの独り言』 その５６１

＜今日の一句＞　大犬の　ふぐリゆらゆら　風そよぐ

天気が良かったから、川原の原っぱを散歩した。　初夏の風が気持ち良かった。

荻原浩『サニーサイドエッグ』　読了。　「なにすんだよ、うすのろ」　茜ちゃん笑える。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５６０

＜今日の一句＞　雨上がり　緑萌えるや　目に沁みる

夜来の風雨は、朝になったら止んでいた。　雨に洗われ、緑は益々鮮やかになった。

高田侑『鉄槌』　読了。　ガラス越しの花々は寒々しい光の中で屹立していた。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５５９

＜今日の一句＞　みかんもも　あかしろきいろ　薔薇三昧

あちこちで、薔薇が咲き誇っている。　薔薇の季節だねぇ。　一年中で今が一番。

嶽本野ばら『タイマ』　読了。　真実を伝えられる方法、それは、本気で愛すること。
もうすぐ、夜が明けます。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５５８

＜今日の一句＞　薄青の　勿忘草や　色淡く

昨日からの冷たい雨に打たれて、薄い青が更に薄くなったようだ。　あぁ～忘れてゆく。。。

花村萬月『神の名前　王国記Ⅶ』　読了。　私はアルファでありオメガである。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５５７

＜今日の一句＞　エゴの花　くるくるふわり　舞い降りて

今年も、庭のエゴの白い可愛い花が、落下傘の様に、舞い降りてきた。　

米澤穂信『ボトルネック』　読了。　別の可能世界？　パラレルワールド？　５分後の世界？　フムフム。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５５６

＜今日の一句＞　夕暮れや　三日月尖る　群青色

今日は、立春３日目。　帰り道、三日月が、西の空に、鋭利に光っていた。

垣根涼介『借金取りの王子』　読了。　『人にやさしく』だ。　－－－うん。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５５５

＜今日の一句＞　紫陽花の　花芽密かに　葉に埋もれ

葉っぱの真ん中に、葉と同じ緑色の花芽が、もこもこしてきた。　立夏だ。

花村萬月『錏娥哢タ』　読了。　生きとし生けるものの運命で、唯一確定していることは、やがて訪れる－－－死。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５５４

＜今日の一句＞　哀愁の　勿忘草や　五月晴れ

五月の風に揺らめく勿忘草。　哀愁漂う。　ような気がする。。。

瀬名秀明『パラサイト・イヴ』　読了。　げに恐ろしきミトコンドリアかな。。。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その５５３

＜今日の一句＞　イエローの　世界拡がる　垣根かな

あちこちの垣根で、木香薔薇の黄色が、踊るように謳うように咲いている。

大倉崇裕『三人目の幽霊』　読了。　短編連作の落語ミステリー。　お後がよろしようで。。。

Ｂｙ　コギト　

『コギトの独り言』 その５５２

＜今日の一句＞　花水木　風に吹かれて　羽廻る

花水木はもうほとんど、花落ちて、皐月初日の風に吹かれて、くるくる、くるくる。

東野圭吾『使命と魂のリミット』　読了。　「二人目の父親は絶対に死なせないから」

Ｂｙ　コギト