コギトの独り言

われおもう  ゆえに  われあり        Je pense  donc  je suis

土曜日, 2月 27, 2010

『コギトの独り言』 その863

<今日の一句> 道端に おいでおいでと 仏の座

仏の座、姫踊子草、踊っている様にも、呼んでいる様にも見える。 おいでよ~。

道尾秀介『鬼の跫音』 読了。 遠くから鬼の跫音が聞こえる。 囁いている。

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木曜日, 2月 25, 2010

『コギトの独り言』 その862

<今日の一句> 一面に 白紅ピンク 梅奏で

山の斜面、見渡す限りの梅。梅。梅。 鳥が唄い、蜂が舞い、花が輝く。 春だねぇ。

馳星周『沈黙の森』 読了。 疾風はいいこ(犬)だ! バウバウ~!!!

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月曜日, 2月 22, 2010

『コギトの独り言』 その861

<今日の一句> 分離帯 菜の花光る 朝日かな

菜の花が、あちこちで満開。 朝日にあたって爽やかに、光る。 きらきら~っと。

真保裕一『追伸』 読了。 男と女だ、 何があっても当然じゃないか、と。 

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金曜日, 2月 19, 2010

『コギトの独り言』 その860

<今日の一句> 大犬の ふぐり揺ら揺ら 風そよぐ

まだまだ、空気は冷えているけど、少しずつ春めいた風が、薄紫の小花を揺らしている。

恩田陸『エンド・ゲーム 常野物語』 読了。 終わりの始まりの雨が降り始めた。

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水曜日, 2月 17, 2010

『コギトの独り言』 その859

<今日の一句> 福寿草 陽射し輝く 黄金かな

初春の陽射しに、福寿草の黄金色が、きらきら!きらきら! っと輝く。 早く春めけ!

霧舎巧『名探偵はどこにいる』 読了。 ピンクの球は恋をした人の心......

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火曜日, 2月 16, 2010

『コギトの独り言』 その858

<今日の一句> 木蓮の 花芽つんつん 天に伸び

木蓮の花芽が、天に向かって膨らんできた。 紫陽花の芽も、大分出てきた。

有栖川有栖『火村英生に捧げる犯罪』 読了。 火村先生、健在なり。 

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金曜日, 2月 12, 2010

『コギトの独り言』 その857

<今日の一句> 薄曇り 白梅灯り 春を呼ぶ

曇天の空に、 咲き始めた白梅が、何とも可愛く、ぽっぽっと灯っているようだ。

曽根圭介『図地反転』 読了。 月の光が、行く先を、照らしてくれていた。 

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水曜日, 2月 10, 2010

『コギトの独り言』 その856

<今日の一句> 早咲きの 香りほんのり 沈丁花

今年も、早咲きの沈丁花が咲き始めた。 香りは、まだ花が少ないから、ほんわか♪

黒川博行『煙霞』 読了。 熊さん、これからが幸せだね? 熊さん、尾いてきて。。。

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月曜日, 2月 08, 2010

『コギトの独り言』 その855

<今日の一句> 山茶花の 垣根にメジロ 見え隠れ

今年も、春は確実に到来しつつある。 メジロの次はウグイスかな? 梅も咲き始めたか?

椎名誠『新宿遊牧民』 読了。 あせらず、じっくり、でも着実に。 

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金曜日, 2月 05, 2010

『コギトの独り言』 その854

<今日の一句> 立春も 暦の上の 文字ばかり

昨日から立春。 なのに、一昨日から今シーズン一番の寒波襲来。 お~寒っ!

豊島ミホ『リテイク・シックスティーン』 読了。 この時間が終わらなければいいのにと思っても、やがて終点に着いてしまう。

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水曜日, 2月 03, 2010

『コギトの独り言』 その853

<今日の一句> 恵方巻き 西南西に 願を掛け

今日は節分。 今年の恵方は、西南西。 恵方巻きにかぶりつき、豆を年の数だけ食べた。 福は~内! 鬼は~外!

藤田宜永『燃ゆる樹影』 読了。 何をもって、人は充実した人生と言うのだろうか。

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月曜日, 2月 01, 2010

『コギトの独り言』 その852

<今日の一句> 玉虫や 曖昧模糊と 輝けり

白ではなく、黒でもなく、灰色でもない。 玉虫色が、結構好きだ。 見る角度で変わる色。

辻仁成『孤独にさようなら』 読了。 光りは、とのような時であろうとも、あらゆるものに平等に注ぐ。

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