『コギトの独り言』 その７３８

＜今日の一句＞　きらきらと　揺れる木漏れ日　昼下がり

予報では、曇りだった今日。　ほぼ一日中、太陽燦々だった。　公園の木陰が気持ちよかった。

石田衣良『夜を守る』　読了。　おれたちがやることはいつもどおりだよ。　自転車を片付けて・・・・・・

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７３７

＜今日の一句＞　青空に　泰山木の　花弾け

泰山木、朴の花、大山蓮華。。。白くて大きな芳香の花。　幻想的で、魅惑的で、官能的だ。

長野まゆみ『咲くや、この花　左近の桜』　読了。　幻覚、幻視、幻聴、幻影、幻想、幻。。。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７３６

＜今日の一句＞　ヤマボウシ　坊主頭に　白頭巾

白い頭巾を被ったヤマボウシが、ちょっと深い緑の葉っぱに、白く揺らめいている。

高野和明『幽霊人命救助隊』　読了。　この世は、無責任な人ほど楽に生きられる。　

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７３５

＜今日の一句＞　巣立ち前　ピーチクパーチク　餌を待ち

今年も一番子達は随分大きくなった。　あと少しで巣立ちだ。　ピーチクパ～。

笠井潔『魔』　読了。　追跡の魔。　痩身の魔。　私立探偵飛鳥井、健在なり。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７３４

＜今日の一句＞　歩道から　熱気むんむん　照り返し

まだ５月なのに、オーバー３０℃！　白っぽい歩道からは、湯気？　が！　ゆらゆら。

山口雅也『日本殺人事件』　読了。　愛は証明なんてできないもの。　愛の存在は直観的にしか摑み得ない。　「ナムカンゼオンボサツ・・・・・・」

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７３３

＜今日の一句＞　新緑を　浴びて温もり　更に増し

新緑の清々しさ、美しさ、初々しさ。　それより人肌の温もりは、更に心地良く。。。

楡周平『プラチナタウン』　読了。　「ナイスショット！」　グッジョブ！！！

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７３２

＜今日の一句＞　薄緑　黄緑緑　青緑

今日の雨で、皐月の緑が、よりいっそう美しくなった。　雨は世界を洗う！？！

式田ティエン『月が１００回沈めば』　読了。　「普通、だよ」　何が普通かはわからないけど。。。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７３１

＜今日の一句＞　昼咲きの　月見草揺れ　風ピンク

ひるざきつきみそう、満開。　今日は、暴風に吹かれて、ピンク色が飛び出そうなくらい揺れていた。

首藤瓜於『刑事の墓場』　読了。　おもしろそうではないか。　誰かが耳元でそうささいたような気がした。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７３０

＜今日の一句＞　懐かしき　鼻のてっぺん　白丁花

白丁花が、沢山花開いてきた。　餓鬼の頃、この小さな白い花を鼻の頭に付けて遊んだ。

黒川博行『蒼煌』　読了。　絵描きは絵を描かんとあかん。　粒子が蒼く煌めいた。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７２９

＜今日の一句＞　薔薇香る　赤白黄色　ピンク紅

薔薇が美しく香る季節。　何色のが一番かな？　色によって香りが違う薔薇。

石原慎太郎『火の島』　読了。　花の絵島が唐糸ならば　たぐりよせたいひざもとに。

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７２８

＜今日の一句＞　エゴノキの　花パラシュート　舞い降りて

五月雨に　打たれくるくる　落下傘。　エゴの白い花が、雨に撃たれて落花かな。

桂木希『終末のパラドックス』　読了。　私の心を　どこにおかう？《立原道造　爽やかな五月に》

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７２７

＜今日の一句＞　新緑の　色鮮やかに　風香る

みどりの日の今日、窓から紫陽花のふわふわした葉っぱと、咲き始めたエゴの花が見える。

桂望実『ＷＥ　ＬＯＶＥ　ジジイ』　読了。　ジジイもババアも末永く、お元気で！

Ｂｙ　コギト

『コギトの独り言』 その７２６

＜今日の一句＞　花香る　皐月初日の　風そよぎ

散歩していると、どこからともなく、花の香が漂ってくる。　ふわふわ、ふわふわ、良い匂い。

花村萬月『ワルツ　下』　読了。　なにがあっても、どんなことがあっても、生き抜きなさい。

Ｂｙ　コギト