コギトの独り言

われおもう  ゆえに  われあり        Je pense  donc  je suis

土曜日, 11月 29, 2008

『コギトの独り言』 その650

<今日の一句> 朝冷えに 冬が来たぞと 結露拭き

今朝の冷え込みは、結露が窓ガラス四分の一くらいだった。 まだ寒さ序の口。 

坂木司『先生と僕』 読了。 楽しさが全てを容認する切り札になる。 

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金曜日, 11月 28, 2008

『コギトの独り言』 その649

<今日の一句> 風吹けば 赤黄橙 落ち葉かな

楓の赤、銀杏の黄、桜の橙。 風に落ち、風に舞い、風に飛び、風に遊ぶ。

戸梶圭太『今日の特集』 読了。 三十歳でゼロからスタートだ。 最高だ。

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木曜日, 11月 27, 2008

『コギトの独り言』 その648

<今日の一句> 見上げれば 雀チュンチュン 枝桜

いつもの公園ベンチの傍らに佇む桜の木は、概ね葉っぱが落下。 雀が遊んでいた。

馳星周『弥勒世 下』 読了。 弥勒世などはやってこない。 汚濁の中で生まれ、汚濁の中で死ぬ。

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月曜日, 11月 24, 2008

『コギトの独り言』 その647

<今日の一句> 朝夕の 寒さ身に沁み 衣替え

小雪に入って3日目、流石に夏秋のジャケットでは寒いから、衣替え第二弾。

馳星周『弥勒世 上』 読了。 どうしてこんなに好きなんだろう。 下に続く。

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金曜日, 11月 21, 2008

『コギトの独り言』 その646

<今日の一句> 冬だから 雨が冷たく 身に沁みて

今日は昼間、少しだけ冷たい雨が降った。 そういえば先日の雨上がり、虹を見た。

五十嵐貴久『年下の男の子』 読了。 幸せには生きている人の数だけ形がある。

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水曜日, 11月 19, 2008

『コギトの独り言』 その645

<今日の一句> 朝の陽に 薄煌めく 線路沿い

初冬の朝日に、薄がシルバー色に輝いて揺らめいていた。 きらきら。。。

馳星周『9・11倶楽部』 読了。 ただ、明たちを感じるだけだった。 笑加、生きろ。

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日曜日, 11月 16, 2008

『コギトの独り言』 その644

<今日の一句> 霜月の 雨しとしとと 身に沁みて

昨日今日と、冷たい雨が、しとしと。 じんわり身体に沁みこむような感じで、降った。

坂木司『ホテルジューシー』 読了。 なるほど。 人生はたまに、他人の手でかき混ぜられた方が面白い。

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金曜日, 11月 14, 2008

『コギトの独り言』 その643

<今日の一句> 車窓から 眺める木々の 紅葉かな

日に日に、緑から赤へと変色。 上三分の一が赤黄で、下方が緑の南京櫨も綺麗。

大沢在昌『影絵の騎士』 読了。 忘れられない奴というのがいる。

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火曜日, 11月 11, 2008

『コギトの独り言』 その642

<今日の一句> 道端に 頭突っ込み 草まみれ

秋の雑草の枯れ草などが、散歩の度に毛にくっ付いて、叱られちゃう。。ぐすん。

神永学『コンダクター』 読了。 われわれは何であるかを知るも、その先どうなるかを知らず。

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日曜日, 11月 09, 2008

『コギトの独り言』 その641

<今日の一句> ざくざくと 歩けば落ち葉 秋の音

桜落ち葉が重なり落ちているところを、歩いてみた。 ざくざく。 今日は、曇り空。

古処誠二『遮断』 読了。 この世は苦痛でしかない。 か?

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土曜日, 11月 08, 2008

『コギトの独り言』 その640

<今日の一句> 雨宿り 山茶花の花 雫垂れ

朝の散歩の時、止んだと思った雨が、また降ってきて雨宿り。 見上げたら山茶花が咲いていた。

小路幸也『スタンド*バイ*ミー 東京バンドワゴン』 読了。 やっぱ、LOVE だねぇ。

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金曜日, 11月 07, 2008

『コギトの独り言』 その639

<今日の一句> 庭一面 苔の絨毯 冬支度

今日は、立冬。 今年も冬がやってきた。 でも、今日はまだ温かかった。

米澤穂信『インシテミル』 読了。 《暗鬼館》の次は《明鏡庭》?か?。。。

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火曜日, 11月 04, 2008

『コギトの独り言』 その638

<今日の一句> 肌寒き 風に吹かれて 衣替え

急に風が冷たくなってきたから、厚手のウィンドブレーカーを出した。 衣替え第一弾。

坂木司『切れない糸』 読了。 離れていても、遠い気がしない。 一人でいても、一人じゃない。

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日曜日, 11月 02, 2008

『コギトの独り言』 その637

<今日の一句> 霜月に なりて神様 巷まで

霜月2日目、出雲に行っていた神様たちは、みんな無事に帰っただろうか?

貴志祐介『狐火の家』 読了。 狐火や髑髏に雨のたまる夜に。。。

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