コギトの独り言

われおもう  ゆえに  われあり        Je pense  donc  je suis

水曜日, 4月 30, 2014

『コギトの独り言』 その1329

<今日の一句> 雨が降る 卯月晦日の 洗濯か

昨日今日と雨模様。 新緑は、より鮮やかになる。 でも、牡丹には雨が重そうだ。

高橋克彦『ジャーニー・ボーイ』 読了。 バードとともに鳥になって見知らぬ大空にはばたく。

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土曜日, 4月 26, 2014

『コギトの独り言』 その1328

<今日の一句> 薄青の 勿忘草や すまし顔

我が家の庭に咲く勿忘草は、少し背が低い薄青色の花。 そよ風に揺れて涼しげ。

今野敏『アクティブメジャーズ』 読了。 ヒューマン・インテリジェンス、ヒューミント。

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水曜日, 4月 23, 2014

『コギトの独り言』 その1327

<今日の一句> ハナミズキ 赤白ピンク 萌え盛り

ハナミズキ、満開。 ピンクに白が混ざった花が、一番可愛らしいかな?

大門剛明『この雨が上がる頃』 読了。 雨が上がれば、西の方から陽が差し込む。

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月曜日, 4月 21, 2014

『コギトの独り言』 その1326

<今日の一句> 衣替え 寒が戻りて 延期かな

温かくなってきたから、衣替えをしようと思った矢先、また一気に寒が戻ってやめた。

有栖川有栖『菩提樹荘の殺人』 読了。 私の心にも、人知れず菩提樹が立っている。

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土曜日, 4月 19, 2014

『コギトの独り言』 その1325

<今日の一句> 雨上がり 黄緑緑 山笑う

雨が上がり、雨に濡れた新緑は、よりいっそう新鮮な色合いを、山にもたらす。

古野まほろ『パダム・パダム』 読了。 鬼は誰のこころに。 鬼は、皆のこころに。

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火曜日, 4月 15, 2014

『コギトの独り言』 その1324

<今日の一句> 葉桜の 黄緑緑 薄緑

日に日に花が落ち、日に日に緑が増してゆく。 季節は知らぬ間に進む。

荻原浩『家族写真』 読了。 三月の風と光の中で、小鳥が飛び立つような音がした。

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土曜日, 4月 12, 2014

『コギトの独り言』 その1323

<今日の一句> 満開の 花重たさに 枝垂れかな

花がたわわに咲いた八重の枝垂れ桜は、如何にも花が重たそうに枝垂れている。

誉田哲也『ドンナ ビアンカ』 読了。 君に抱かれて眠ることができたら、幸せに死ねる。

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火曜日, 4月 08, 2014

『コギトの独り言』 その1322

<今日の一句> 花びらの ピンク絨毯 心地よく

桜の花びらが、絨毯のように敷き詰められた散歩道は、ふかふかして心地良い。

奥田英朗『噂の女』 読了。 初夏の太陽が、地上の小さな人間たちを挑発する。

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土曜日, 4月 05, 2014

『コギトの独り言』 その1321

<今日の一句> 突然の 雨に打たれて 桜舞う

ソメイヨシノは、ほぼ満開。 そして、雨に打たれて、花びらが、舞い踊る。

古野まほろ『命に三つの鐘が鳴る Wの悲劇’75』 読了。 生きろ。 いきてください。

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水曜日, 4月 02, 2014

『コギトの独り言』 その1320

<今日の一句> 満開の 桜ピンクに 鳥遊ぶ

咲き始めたかと思ったら、あっと云う間に桜満開。 そして今年もまた、季節は巡る。

垣谷美雨『七十歳死亡法案、可決』 読了。 世の中、荒治療も時として必要だ。

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