コギトの独り言

われおもう  ゆえに  われあり        Je pense  donc  je suis

火曜日, 4月 29, 2008

『コギトの独り言』 その551

<今日の一句> のびすぎた 枝をチョキチョキ 風の道

庭木の枝が、伸びすぎてしな垂れて、ちょっと暑苦しそうだったから切った。
風の道確保で、気持ち良さそうだ。

小笠原慧『風の音が聞こえませんか』 読了。 一筋の涙が伝い落ちた。

By コギト

日曜日, 4月 27, 2008

『コギトの独り言』 その550

<今日の一句> 東菊 都忘れや 京の花

青色系の花には、哀愁を感じる。 庭の勿忘草も満開。 

誉田哲也『ストロベリーナイト』 読了。 真っ直ぐ前だけ向いて生きてきゃいいんだよ。

By コギト

土曜日, 4月 26, 2008

『コギトの独り言』 その549

<今日の一句> 雨上がり キノコにょきにょき 傘拡げ

雨が降ったあと、我が家の庭は、茸パラダイス! あっちからニョキ、こっちからニョキ。

伊坂幸太郎『チルドレン』 読了。 この特別ができるだけ長く続けばいいな、と思う。 陣内は良い奴だ。

By コギト

木曜日, 4月 24, 2008

『コギトの独り言』 その548

<今日の一句> 里桜 雨に打たれて お餅散る

桃色のぼた餅のような、里桜の花びらが、一面に散り積もっていた。 春の雨。

東野圭吾『赤い指』 読了。 最後はちょっと泣けた。 「見事な読みだ。 親父の勝ちだよ。 よかったな」

By コギト

火曜日, 4月 22, 2008

『コギトの独り言』 その547

<今日の一句> 草むらを 駆ければふわり 草匂う

草むらを通ると、青臭い匂いが、むんむん。 む~んむん。 草、青々。。。

我孫子武丸『狩人は都を駆ける』 読了。 動物にやさしくなければ生きていく資格が、ない?

By コギト

月曜日, 4月 21, 2008

『コギトの独り言』 その546

<今日の一句> 色々な 花の競演 山笑う

春から夏、山には様々な花が咲く。 彩りみどり、わははわははと、山の声。

五十嵐貴久『交渉人 遠野麻衣子・最後の事件』 読了。 最初の事件だということです。
またお会いしましょう。

By コギト

金曜日, 4月 18, 2008

『コギトの独り言』 その545

<今日の一句> 花散りて がくも散りゆき 衣替え

昨日と今日の雨で、すっかり葉桜、緑葉茂る。 僕も明日、衣替えをしよっと。

井上尚登『厨房ガール』 読了。 爽快痛快、良いお味でした。

By コギト

水曜日, 4月 16, 2008

『コギトの独り言』 その544

<今日の一句> 道端の 菫むらさき 何想う

道端の、紫が風に揺られて、何か考えているのだろうか? んなぁわけないっか。

船戸与一『藪枯らし純次』 621頁読了。 長編のわりに、最後があっけなかった。

By コギト

土曜日, 4月 12, 2008

『コギトの独り言』 その543

<今日の一句> 桃色の 大福食べたか 里桜

近くの八重桜(里桜)街路樹、ほぼ満開。 お餅の様に桃色が重なっている。

森巣博『二度と戻らぬ』 読了。 沈丁花 二度と戻らぬ道なりき
今年も沈丁花の季節は、もう終わりだ。

By コギト

水曜日, 4月 09, 2008

『コギトの独り言』 その542

<今日の一句> 花びらを 眺め亀さん 甲羅干し

亀さんは、散り落ちる花びらを眺めているのか? 水面に浮く花びらを眺めているのか?

桜庭一樹『少女七竃と七人の可愛そうな大人』 読了。 さようなら、雪風よ。

By コギト

月曜日, 4月 07, 2008

『コギトの独り言』 その541

<今日の一句> 散歩から 戻ればひらり ひとひらの

ここ何日かは、散歩に行ってくるたび、ひらひら舞った、桜の花びらがついてくる。

川上健一『四月になれば彼女は』 読了。 メロディー中で、やさしく微笑んでいる。

By コギト 

土曜日, 4月 05, 2008

『コギトの独り言』 その540

<今日の一句> 花香る 花壇輝く 春爛漫

春進み、あちらこちらから、花の匂いが、ふわふわ、きらきら漂ってくる。

安東能明『螺旋宮』 読了。 暖かいものがそこから伝わってくる。 不可思議。

By コギト 

金曜日, 4月 04, 2008

『コギトの独り言』 その539

<今日の一句> 風吹けば 花びら踊る ピンク舞い

花は、散り始め、薄緑の葉っぱがニョキニョキしてきた。 風に吹かれて、花吹雪。

誉田哲也『武士道シックスティーン』 読了。 これが新しい、幕開けになる---。

By コギト

火曜日, 4月 01, 2008

『コギトの独り言』 その538

<今日の一句> ふわふわふわ 卯月初日や 春うらら

昨日の弥生晦日、そして本日卯月初日。 春うらら、でも風が妙に強かった。

小笠原慧『サバイバー・ミッション』 読了。 硬く小さなものが、確かに触れた。

By コギト